台風15号により関東地方で発生した大規模な停電。11日19時時点で、千葉県で約39万7100軒が停電している。東京電力によると、停電解消は明後日以降になると発表した。
その他、茨城県で約3400軒、埼玉県で約3200軒、東京都で約1700軒、栃木県で約300軒が停電している。この1都3県の停電については台風15号との関連は分からない。落雷による停電の可能性もある。
東京電力管内の停電情報はこちらから確認できます。
千葉県では、昨夜の雷雨による作業中断や倒木撤去による作業量の増加などにより、当初の予定より停電の解消に時間を要していて影響は長期化している。
東京電力によると、今日午前の時点で、千葉市と成田市の周辺地域では今日中に復旧が完了できる見込みとしているが、この時間も停電が続いている模様。
東北電力や中部電力など、他の電力会社の協力を得て電源車を増やし停電の解消を進めていくと同時に、作業員をさらに増員して復旧作業を進めるとのこと。
停電の長期化により、断水の地域が拡大する恐れもある。
これまでは高台に溜めてあった水を送水することが出来たが、タンクの水が底をつき始め、断水の地域が拡大する可能性があるとのことである。
千葉県災害関連情報から各市区町村の充電や給水情報が見られます。
停電の解消は明後日13日(金)以降との発表があった。
月曜日に被害を受けてから今日で3日目である。家庭での備蓄は最低3日と言われているため、明日以降から生活は厳しさを増すことが予想される。
停電解消に向けて、全国の電力会社から電源車が派遣され、作業員も応援に駆けつけている。自衛隊も現地に入り給水作業を行っている。
追い打ちをかけるように暑さが続いている。断水で水が簡単には手に入らない状況かもしれないが、水分補給はこまめにとること。
明日以降もライフライン情報を提供していきます。