コロナ禍で迎えた今年のハロウィン。
毎年、渋谷には仮装した若者でごった返し、多くの逮捕者も出る。
しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、渋谷区が中心となって渋谷に来るのを控えるよう呼び掛けた。
昨夜は多くの人であふれたものの、仮装した人はわずかでトラブルはほとんど見受けられなかった。
目次
1 信号が青になっても平和だった
例年だと、人気アニメキャラクターなどの仮装をした若者が、歩行者信号が青になった瞬間に交差点の中央まで走り騒ぎ出す。
しかし、昨日はその様子が見られなかった。
また、例年は渋谷駅前スクランブル交差点は交通規制が行われ、斜め横断禁止などの措置が取られるが、昨日は交通規制は行われなかった。
2 それでも仮装した若者は一定数いた
人出は例年の8割減。
残りの2割でさらに「若者(仮装しない人)とバカ者(仮装する人)」に分かれた。
そう考えると、仮装した人は例年と比べると本当にごく少数であったことが分かる。
渋谷のハロウィン騒ぎは公式なイベントではないため、正確な人出の人数が分からない。
10月31日以前の数日合計で100万人と言われていたり、10月31日のみの人出が10万人と言われていたり・・・。
どちらにせよ、今年は人出が例年より8割少なく、仮装した人はもっと少なかったというのが事実である。
3 まとめ
渋谷センター商店街振興組合の理事長は「多くの若者が自粛を理解してくれて、日本人の良いところが出た。非常に感謝している。」とコメント。
また「来年以降は、渋谷で騒ぐことがカッコ悪いという流れになってくると思う。」とも話した。
「渋谷で騒ぐのはカッコ悪い」「ダサい」
この言葉、若者に届いているだろうか・・・。