今日、9月1日は防災の日である。
防災の日は、「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととし制定された啓発日のことである。
また、「防災の日」を含む1週間を防災週間として、様々な国民運動が行われる。
9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだもの。
大規模災害時は、電気・水道・ガスといったライフラインが停止し、利用が困難になる。
1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、2018年の北海道胆振東部地震での、各ライフラインの復旧日数は次の通り。
・阪神淡路大震災(1995.1.17)
電気・・・2日 水道・・・37日 ガス・・・61日
・東日本大震災(2011.3.11)
電気・・・6日 水道・・・24日 ガス・・・34日
・熊本地震(2016.4.14・16)
電気・・・7日程度 水道・・・105日程度 ガス・・・14日程度
・北海道胆振東部地震(2018.9.6)
電気・・・2日程度 水道・・・2日程度 ガス・・・供給停止なし(被害なし)
内閣府が想定している首都直下型地震では、各ライフラインの復旧日数は、電気で6日、水道で30日、ガスで55日となっている。
大規模な災害が発生した時、支援物資はすぐには届かない。最低でも3日分の備蓄用品が必要を言われている。
その理由の1つに、災害の発生から3日間は人命救助が最優先となるためである。
災害発生から3日を過ぎると生存率が著しく低下する。そのため、災害発生から3日間は人命救助を最優先に行う。避難所への支援物資は3日間の人命救助後になるため、この3日間は自力で乗り越えなければならない。
そこで今日は、最低限必要な備蓄品を紹介する。これはあくまで一例であるため、各家庭に合った備蓄品を用意するように。
今回は、夫婦2人、子ども1人、乳児1人、高齢者1人の合計5人家族の場合を紹介。
●水
・水・・・45L ・給水タンク・・・2個 ・給水袋・・・2袋
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●食料品
・アルファ化米、レトルトご飯・・・45食分
・缶詰(さばの味噌煮、野菜など)・・・15缶
・レトルト食品(冷凍食品)・・・15個
・缶詰(果物、小豆など)・・・3缶
・加熱なしで食べられる食品(かまぼこ、チーズなど)・・・5個
・栄養補助食品・・・15箱
・粉ミルク(スティックタイプ)(乳幼児)・・・20食分
・離乳食(アレルギー対応)(乳幼児)・・・9食分
・おかゆなどのやわらかい食品、高齢者用食品(高齢者)・・・9食分
その他に、野菜ジュースなどがあると良いかも。
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●調理補助品
・カセットコンロ・・・2台
・カセットボンベ・・・8本
・マルチツール(缶切り・ナイフなど)・・・1個
●清潔品
・簡易トイレ・・・75回分
・トイレットペーパー・・・12ロール
・ティッシュペーパー・・・1パック(5個入)
・大型ビニール袋・ゴミ袋・・・適宜
・除菌ウェットティッシュ・・・1箱(約100枚)
・生理用品(女性)・・・60個(30個×2パック)
・おむつ(乳幼児)・・・70個
・お尻拭き(乳幼児)・・・3パック
・入れ歯洗浄剤(高齢者)・・・30錠
●薬・救急用品
・常備薬・市販薬・・・各1箱
・救急箱・・・1箱
・常備薬(処方薬)(高齢者)・・・1ヶ月分
・お薬手帳(高齢者)・・・1冊
●情報確認手段
・携帯電話の予備バッテリー・・・携帯電話の台数分
・手回し充電式などのラジオ・・・1個
●日用品
・懐中電灯・・・2個
・乾電池・・・50本
・ライター/点火棒/マッチ・・・1本
・ロープ・ガムテープ・・・ロープ1本、ガムテープ2巻
・軍手・・・5組
・老眼鏡(高齢者)・・・1個
●衣類等
・使い捨てコンタクトレンズ・・・1ヶ月分
一応、こんな感じ。
ここまで備蓄している人は少ないと思う。だた、万が一に備えておくことは大切。今は台風シーズンでもあるし。
また、夏と冬でも準備しておきたいものが変わってくる。冬場だったらホッカイロも必要・・・とかね。
今一度、家にある備蓄品を確認することが良いかも。もしかしたら、非常食の賞味期限が切れているかも・・・。