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【上越新幹線が脱線】新潟県中越地震から15年

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今日で新潟県中越地震から15年が経った。この地震では死者68人、負傷者は4805人に上った。

2004年(平成16年)10月23日17時56分、新潟県中越地方を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生。新潟県川口町(現在の長岡市)で震度7の激震に見舞われた。

震度7が観測されたのは、1995年の阪神・淡路大震災以来9年振りで観測史上2回目だった。

阪神・淡路大震災は気象庁の調査で震度7が判定されたが、震度計で震度7が観測されたのは、新潟県中越地震が初めてである。

震度は次の通り。

震度7 新潟県川口町(現・長岡市)

震度6強 新潟県小千谷市・山古志村(現・長岡市)・小国町(現・長岡市)

この地震では、北は青森県、南は和歌山県、西は兵庫県でも揺れを観測したほか、北海道函館市でも高層ビルの高層階では揺れを感じた。

 

この地震では、営業運転中だった上越新幹線が脱線する事故があった。1964年10月1日の東海道新幹線開業以来、日本の新幹線の営業運転中の初めての脱線事故となった。

震央に近い上越新幹線の浦佐駅~長岡駅間のトンネル付近を走っていた、東京発新潟行きの「とき325号」が脱線した。

豪雪地帯特有の排雪溝にはまり込んで滑走したため、横転や転覆、高架橋からの落下は免れた。

営業運転で初めての脱線事故だったが、死者・負傷者を1名も出さなかった。

 

僕はこの地震について、うっすらと記憶がある。まだ小学校に入る前の出来事だから・・・。地震があったことは分かるが、ほとんど覚えていない。

月日が経つにつれて、忘れられていく。「こんなことがあったんだ」程度でもいいから、この記事を見て欲しい。

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