天気 災害

【台風10号】記録的な高潮の恐れ 川の氾濫にも厳重警戒

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北海道厚真町で震度7を観測した北海道胆振東部地震から今日で2年が経った。

厚真町を中心に広い範囲で土砂崩れが発生し、死者43人、全壊した建物は469棟に上った。

そして、北海道のほぼ全域にあたる295万戸が停電するブラックアウトが発生し、日常生活に大きな影響が出た。

あれから2年。復興は道半ばである。

【台風10号】気象庁・国交省「災害が起きるのは間違いない。命を守る行動を。」

大型で非常に強い台風10号は6日16時現在、鹿児島県の屋久島の南西約80kmの海上を、1時間に35kmの速さで北に進んでいる。

中心の気圧は945hPa、中心付近の最大風速は45m/s、最大瞬間風速は60m/sで暴風域を伴っている。

台風はこの後、九州の西の海上を北上する見込み。台風の進路の東側に位置する九州では、猛烈な風が吹く恐れがあり厳重な警戒が必要。

 

交通機関にも影響が出ている。

九州新幹線は、今日の15時前から博多~鹿児島中央の全線で運転を取りやめた。明日は始発から全線で終日運休

山陽新幹線明日は博多~広島で始発から終日運休。広島~新大阪は列車の本数を1時間に1~4本程度に減らして運転。

JR西日本は、暴風による被害を防ぐため、福岡県那珂川市にある博多総合車両所の山陽新幹線の車両の一部を、広島や岡山にある車両基地へ移動することにした。災害対応で車両を避難させるのは異例。

【75年】広島原爆の日

この後も大雨・暴風・高波・高潮に厳重に警戒し、命を守るための行動をとるように。

今夜は安全な場所で過ごし、明日も不要不急の外出は控えるように。

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