停滞している秋雨前線の影響により、九州北部では記録的な大雨となっている。
気象庁は今日の午前5時50分、佐賀県・福岡県・長崎県に大雨特別警報を発表した。前線の停滞は明後日30日にかけて続くと見られ、引き続き厳重な警戒が必要である。
大雨特別警報が発表されている地域は次の通り(14時20分現在)。
・佐賀県(全域)
・福岡県(大刀洗町を除く筑後地方)
・長崎県(東彼杵町を除く北部、佐世保市(宇久地域)、小値賀町)
自治体が発表している情報に従い、身の安全を確保するように。
河川は水位が上昇し、氾濫発生情報が出ている川もある。増水した川や用水路には近づかないようにすること。
大雨特別警報や氾濫発生情報は、5段階の警戒レベルのうち、最高レベルの警戒レベル5である。
警戒レベル5の住民が取るべき行動は、「災害がすでに発生しており、命を守るための最善の行動をとる」となっている。
少しでも命が助かるような場所に移動して、身の安全を確保すること。
静岡県内では、突風による被害が出ている。空模様の変化にも注意が必要。
これ以上、被害が拡大しないことを祈ります。