台風20号から変わった温帯低気圧などの影響により、昨日から東日本~東北太平洋側で雨が降っている。
長野県を流れる千曲川は、昨日から降った大雨の影響で水位が上昇している。支流の浅川の水位を上回り逆流する恐れがあるとして、今日15時過ぎに水門を閉めたと発表した。
浅川が内水氾濫する恐れがあるとして、長野市には洪水警報が発表されている。このため、長野市は市内の一部地域に避難指示を出し、住民に避難を呼びかけている。
避難指示の対象地域は、いずれも長野市の浅野、豊野町豊野、赤沼、津野、穂保、三才、下駒沢の7地域。
千曲川と浅川の合流地点には3つの排水機場があるが、2つは台風19号の影響で故障中。今は残る1つの排水機場とポンプ車で排水を行っている。
外は暗くなっている。外に出るのが危険な場合は、建物の上の階に移動する垂直避難をするように。台風21号の今後の進路にも注意。