新型コロナウイルスの感染者が、再び増加傾向になっている。
東京では約3ヶ月ぶりとなる300人を超えたほか、急速に感染が拡大している北海道でも200人近い感染を確認した。
目次
1 東京で317人 大阪は過去最多の256人 北海道197人
東京では今日、新たに317人の新型コロナウイルスの感染者が確認された。
1日の感染者数が300人を超えるのは8月20日の339人以来、約3ヶ月ぶりである。
帰省を自粛していたお盆期間のあの状況が、3ヶ月経ってまたやってきた。非常に心配。
大阪も感染が拡大している。
大阪は今日、新たに256人の感染が確認され、1日の感染者数としては過去最多となった。
検査数も過去最多の3278件で、陽性率は7.8%だった。
そして、感染が急速に拡大している北海道。
今日、新たに197人の感染が確認された。
内訳では、札幌市が138人、北海道の発表が47人、旭川市が6人、小樽市が5人、函館市が1人。
北海道全体の最近の感染者数の推移は、5日119人、6日115人、7日187人、8日153人、9日200人、10日166人、そして今日が197人。
2 新潟・南魚沼署でクラスター 警察官90人全員を自宅待機へ
新型コロナウイルスは市民の安全を守る警察署でも猛威を振るっている。
新潟県南魚沼市にある新潟県警察・南魚沼警察署。
今日、新潟県の花角知事は、南魚沼警察署に所属の警察官12人が新たに新型コロナウイルスに感染した事を発表し、「クラスターが発生した」との認識を示した。
新潟県警は南魚沼署内で感染が広がっている事を受けて、交番勤務を含む南魚沼署所属の警察官約90人全員を自宅待機とする事を決めた。
代わりに県警本部から15人程度を南魚沼署に派遣するとの事。
3 まとめ
季節性のインフルエンザも流行し始める時期に、新型コロナウイルスの感染が再び拡大している。
経済活動との両立も大切だが、このままだと病院の他にも、警察や消防など無くてはならないものの機能も低下してしまう。
それを防ぐためにも、もう少し強めの措置を取ったほうが今後の為だと思うが・・・。