新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない北海道。
今日は新たに197人の感染が確認され、2人の死亡が確認された。
今日の北海道の感染症対策本部会議で、札幌市を対象に、独自の警戒ステージを「4」相当に引き上げた。
目次
1 札幌市 外出や往来の自粛要請
感染リスクが回避できない場合、次の2点を要請することが正式に決まった。期間は今月27日（金）まで。
●札幌市内では不要不急の外出自粛
●札幌市と市外との不要不急の往来自粛
感染リスクを回避できない場合の具体例は次の3点。
●新北海道スタイルを実践していない施設等の利用
●密閉された屋内において、人との距離が十分に保たれない長時間の会合
●飲食の場面においては、大人数、例えば５人以上の集まり、マスクをしない大声での会話、２時間を超えるような長時間の飲食など
2 北海道独自の警戒ステージとは
新型コロナウイルスの警戒ステージについて、国が示している基準の他に、各都道府県が独自に基準を設けて発表しているものもある。
北海道独自の警戒ステージは次のように示されている。
北海道全体の警戒ステージは「3」である。
状況としては、感染者がさらに増加し、医療提供体制への負荷がより一層高まる段階で、集団感染が数多く発生するなど、さらに医療提供体制への負荷が蓄積し、感染拡大の防止に向けて、より強い対応が必要な状況である。
一方、今日の感染症対策本部会議で、札幌市に限り独自の警戒ステージを「4」相当に引き上げた。
状況としては、感染者の急増及び医療提供体制における大きな支障の発生を避けるための対応が必要な段階で、ステージ3と比べて手段感染が広範に多発する等、感染者が急増し、新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制への負荷がさらに高まり、一般医療にも大きな支障が発生することを避けるための対応が必要な状況である。
国の分科会ステージだとⅢに当たる。
こうなると、GoToキャンペーンの除外などを検討する段階になるが、北海道の独自ステージ4はあくまで「札幌市」に限定したものである。
そのため、国や北海道はキャンペーンの除外は行わないとのこと。
3 宮城 累計感染者数が1000人を超える
宮城県は今日、新たに仙台市で16人、仙台市以外で16人の合わせて32人が新型コロナウイルスに感染している事が確認された。
県内では、新たに教育機関でクラスターが発生したと発表。
仙台市の内訳は、10歳未満が1人、30代が5人、40代が2人、50代が1人、60代が4人、70代が1人、80代が1人、90代が1人。
宮城県の累計感染者数は1000人を超え1027人となった。
宮城県の病床占有率は、昨日の16時の時点で75.8％。91床ある病床のうち69床が埋まっている状況。
この91床は現段階で受け入れ可能な病床数で、宮城県が確保できる最大病床数は345床である。
宮城県の確保可能な病床数に対する占有率は19％で全国で12番目。
ちなみに、最も高いのは沖縄の36％、次いで兵庫の34％、3番目は大阪の33％と続く。
東北だと青森が一番高くて25％。全国で6番目となっている。
4 まとめ
今月下旬に地元の方で用事があり、実家のある岩手への帰省を考えている。
ただ、今月に入ってからの岩手の感染者の急増で、岩手県民のコロナに対する見る目が変わってきた。
岩手県以上に感染拡大が進んでいる宮城県に僕は住んでいるが、親にも帰省を考えるようにと連絡があった。
どうなんだろうね。
移動制限がある訳でも無いから帰省しても問題は無いと思うけど、「仙台から来た」というだけで「コロナ」となるのはちょっと・・・。
誹謗中傷が問題になっているけど、田舎特有のウワサ話が地元にはあるからね・・・。