北海道の厚真町で震度7の揺れに見舞われた地震から今日で1年。被災地では今も懸命な復旧作業が行われている。
2018年9月6日午前3時7分、北海道胆振地方中東部を震源とする地震が発生。地震発生直後は安平町で観測した震度6強が最大震度としていたが、夕方までに、厚真町で震度7を観測していたことが分かった。
各地の震度は次の通り。
震度7 厚真町
震度6強 安平町・むかわ町
震度6弱 札幌市東区・日高町・平取町
この地震で、死者43人、負傷者は782人に上り、469棟が全壊の被害を受けた。大規模な土砂崩れが発生し、巻き込まれて亡くなったというケースが多い。
この地震では、大規模停電も発生した。
北海道内で使用される電気の半分以上を供給していた、苫東厚真火力発電所でボイラー管が破損し、2号機と4号機が緊急停止した。この影響で道北や函館で停電が発生。
地震発生から18分後には1号機も停止し、他の発電所も連鎖的に停止。最終的には、道内のほぼ全域にあたる295万戸が停電した日本では起こらないと言われていたブラックアウトが発生し、影響は各地に及んだ。
ブラックアウトが起きたら、我々はどうしようもない。各家庭に非常用の発電機を置くというのは厳しい・・・。
それでも僕は、実家を新築したら電気を自給自足に近づけたいというのが夢。実現できるかな。
【難題】家を新築したい!でも現実は・・・ (エネルギー篇)(2019.1.6投稿)
昨日、神奈川県横浜市で発生した京急電鉄の事故の影響で、北海道地震の発生から1年というニュースをほとんどやっていない。
風化が進むのは早いが、冬が長い北海道では復旧作業に時間がかかっている。今も多くの人が、仮設住宅やみなし仮設での生活を余儀なくされている。
1日も早い復旧を心から祈っています。