今日は台風19号による大規模冠水その3を紹介する。
その1、その2、その4は以下の記事をどうぞ。
台風一過で快晴。空を見ればいい天気だが、視線を下に移すと・・・。水が・・・。
右の高架橋は三陸道。遠くから消防車のサイレンが聞こえてきた。
緊急消防援助隊だろうか。消防車や救急車が列を作って、10台以上が三陸道を走っていた。報道などを見ると秋田県からの援助隊と思われる。
この光景を見ると、東日本大震災を思い出してしまう・・・。
(機種によっては動画が再生されないかもしれません。)
(画質が悪いです。風が強く、音が割れています。音量に注意して下さい。)
三陸道の上にやってきた。当時は通行止めで一般車は1台も走っていなかった。
三陸道の多賀城IC前の交差点。大きく迂回して午前中とは反対側から撮っている。
午前中に比べて水が引いてきた。
中央分離帯に乗り上げた車両。
三陸道の多賀城IC前。道路が漂着物に覆われていて閉鎖されていた。昨日の午後から利用が再開された。
上の写真は9時30分頃、下の写真は12時30分頃に撮ったものである。だいたい同じ場所から撮った。
3時間の間に水がかなり引いたことが分かる。午前中は通り抜けることが出来なかったが、午後になってどうにか通り抜けられるようにはなった。
一昨日、昨日のこの交差点の写真の信号機を見れば分かるが停電はしていない。漂着物に覆われた道路の中で、信号機が誰にも見られることなく赤・黄・矢印を繰り返していた。
今回通った道路で一番深かった場所。13時頃に通ったがクロスバイクのタイヤの3分の2(ひざ上)くらいの深さがあった。
右に見える三陸道の高架橋のすぐ下には近づけないほどの深さ。右の畑が泥をかぶっているのを見ると、ピーク時はここ一帯はもっと水位が高かったと思われる。
最後に多賀城駅前の川の様子。上の写真は普段(干潮時)の様子、下の写真は13日(日)の午前6時30分頃の様子。
増水していることが良く分かる。流れが非常に早く、見ているだけで怖かった。
大規模冠水について今日はここまで。明日はとりあえず最終回。水がほぼ引いた昨日の様子を紹介する。
各地で被害が明らかになってきたが、今も状況を把握しきれていない。犠牲者や行方不明者の数がどんどん増えてきている。
生存率が著しく低下する72時間が経過した。行方不明者が少しでも早く見つかることを祈っています。