台風19号が日本を襲ってから1週間以上が経った。
被災地は復旧作業が進められているが、今も水に浸かっている場所があり、ボートで行き来している地域がある。
そんな中、2つの台風が日本に近づいている。台風20号・21号である。
台風20号は今日の15時現在、高知県の室戸岬の南約280kmの海上を1時間に45km/hの速さで北北東に進んでいる。
中心気圧は990hPa、最大風速は30m/s、最大瞬間風速は40m/sで暴風域を伴っている。
台風20号はこの後、温帯低気圧に変わり、東海や関東に近づく。南からの湿った空気の影響で非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがある。
明日朝までに降る雨の量は、東海で300mm、近畿で200mm、伊豆諸島・四国で150mmとなっている。
さらに、明日朝~明後日の朝までに降る雨の量は、東海で100~150mm、近畿で50~100mm、伊豆諸島で100~150mm、北陸・関東甲信・東北で50~100mmとなっている。
雨雲は、、台風19号で大きな被害を受けた東日本や東北にもかかる。
河川の氾濫が起きた地域では、側溝に土砂が入り込んでいて排水ができず、冠水などの被害が発生する可能性がある。低い土地の浸水や冠水、川の氾濫、土砂崩れなどに警戒が必要。
強い台風21号は、今日の15時現在、マリアナ諸島を1時間に20km/hの速さで西北西に進んでいる。
中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は60m/s、で暴風域を伴っている。
本州への直接の影響は小さいが、予想進路の西側を進んだ場合は影響がやや大きくなる可能性がある。今後の情報に注意。
台風の被災地でも雨が降る予報になっている。気象情報には十分注意し、早めの対策をとるように。場合によっては避難することも大切。
ここからは少し余談・・・
明日はどのテレビ局も、天皇陛下即位のニュースを編成している。別に悪い事ではない。
台風が襲来してから1週間以上が経ち、台風の報道は激減している。一方で、韓国やEUの問題など、国外にニュースがよく目に付く。
他国のことより、自国のことを報道をしませんか?こうやって災害は風化していくんだよね・・・。