台風15号は今日の午前5時前、千葉市付近に上陸した。昨夜から雨風が強まった静岡県や関東地方では、各地で被害が発生した。
首都圏の鉄道は、始発から運転を見合わせ、この時間も一部の路線・列車で運転を見合わせている。最新の情報は各鉄道会社のホームページを確認をするように。
台風が去ってからは気温が急激に上昇。関東の各地で35℃を超える猛暑日となっている。熱中症に注意が必要。
猛烈な暑さとなっている関東では、台風による影響で停電が発生している。
15時30分現在、千葉県で約61万3100軒、神奈川県で約7万2600軒、茨城県で約6万7900軒など、千葉県・神奈川県・茨城県・静岡県(東京電力管内の2万5000軒が停電)・東京都の1都4県で約77万9700軒で停電している。
千葉県君津市では、6万6000ボルトの送電線の高圧鉄塔2基が倒れているのが確認された。木更津市、鴨川市、君津市、袖ケ浦市、富津市、南房総市を中心とした停電は、鉄塔の倒壊による送電線のトラブルによるものと思われ、復旧には時間がかかるとのこと。
東京電力は会見で、停電について今日中の全面復旧は不可能としている。現場に向かうまでの道が倒木で通れず、時間がかかっているとのこと。
中部電力から数百名の作業員を動員するほか、電源車も順次配置していくとしている。ただ、完全な復旧には時間がかかる見込み。
猛暑に見舞われている中の停電。熱中症には十分に注意し、こまめに水分補給をするように。