自然 歴史

遠野旅 その1

更新日:


 

皆さんは柳田國男の「遠野物語」を知っているだろうか?柳田が1910年に発表したもので、岩手県遠野市に伝わる風習や行事、妖怪などにまつわるのもが書き記されている。有名なところでいくとカッパや座敷わらしあたりか?
今回は僕が去年遠野を訪れた時の様子を数回に分けて語る。

1回目の今回は川沿いと中学校の桜と神社。

僕の出身は岩手県花巻市で遠野市は東隣りに位置する。東京から新花巻まで東北新幹線で2時間30分~3時間、釜石線に乗り換えて遠野まで1時間弱で合計4時間ほど。周りは山に囲まれていて遠野盆地と呼ばれている。

訪れたのは去年のGW。遠野は北上高地にあり中山間地域であるためこの時期でも桜を十分に楽しめるが今年はどうだろうか?

写真は綾織の桜並木である。朝の7時に花巻を出発して8時には到着。若干散っていたがまだまだ楽しめる感じだった。朝早いからか他に誰もいなくて独り占め状態だった。

この桜並木や川に沿ってサイクリングコースがある。いつか桜を見ながらサイクリングをしたいもんだ...

これは道の駅遠野風の丘からの景色。のどかな田園風景が広がっている。今はこの近くにICができアクセスがしやすくなっている。

続いては遠野市中心部を通り越して青笹町の六神石(ろっこうし)神社。道が狭くて心配になったがちゃんとあった。少し離れたところに六角牛神社がある。漢字は違うが読みは同じである。歴史をさかのぼるといろいろあるらしいが理解しがたいので今回はちょっと・・・

この付近を含めてあちこちの畑や田んぼに動物除けの電気柵があった。しかし・・・

次の場所へ向かおうとしたらシカを発見。もぐもぐ草を食べていた。この後、こっちを向いてにらめっこ...結果は僕が勝ちました(笑)

 

こちらは遠野市立遠野東中学校の桜。僕が中学生だった当時は遠野市立青笹中学校だったが、部活でここを訪れた時に桜がきれいだったことを覚えていて今回改めて訪れた。

9時を過ぎているのに誰とも会わなかった。みんなどこに行ったんだ?まあ、遠野のはずれに観光客が来ることはないか・・・。移動手段が車だからね。駅で列車を降りてからさあ、どうする?って感じだからね。でも、外から入ってくる人がいないから独自の文化が今でも受け継がれているんだと思う。

次回紹介予定の早池峯(はやちね)神社がある附馬牛(つきもうし)地区はもっと田舎である。附馬牛地区は昔の文化が今でもたくさん残っている。座敷わらしが出る学校も紹介する予定です。

-自然, 歴史

Copyright© 今を見つめて , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.