今年は全国でクマの出没が相次いでいる。
クマに襲われてケガをする人も増えていて注意が必要。
石川県では昨日までの2日間で7人が負傷しているほか、目撃情報は過去最多を更新し400件を超えている。
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目次
1 石川県で相次ぐクマの目撃 ケガ人も
石川県の加賀地方では昨日と一昨日の2日間、クマによる襲撃が相次いで負傷者が7人に上った。
警戒中のパトカーも襲われるなど被害が発生している。
石川県には10年ぶりにクマの「出没警戒情報」が発表されている。
昨日の午前、石川県加賀市の山代温泉でクマの目撃や被害の情報が消防や警察にあった。
70代と80代の女性、高齢男性がクマに襲われてケガをした。クマは雄の成獣で体長は約1.2m。
2 警戒中のパトカーもクマに襲われる パンクの被害も
石川県白山市では一昨日の昼前、ショッピングセンターにいた人から「クマがいる」と110番通報があった。
現場に到着した警察官がパトカーを降りて探そうとしたところクマが向かってきた。
クマは運転席の窓を引っ掻いたが、車内にいた警察官にケガは無かった。
同じ日の正午頃には、クマが別のパトカーの左後輪を引っ掻きパンクした。
そしてその数分後に住民の男性、15時過ぎには女性と猟友会の男性2人がクマに襲われた。
クマは成獣で体長は約1.3m。体重は100kg以上。
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3 相次ぐクマの目撃 原因は「クマの2歳児問題」
今年は全国各地でクマの目撃が相次いでいて、人身被害も多く発生している。
その理由として、今年はクマの餌となるブナやナラ、ドングリなどが凶作であるほか、「クマの2歳児問題」がある。
今年は2歳になるクマが多いとのこと。人を恐れない世間知らずの子熊が、人里を走り回る「クマの2歳児問題」が起きやすいと推測されている。
2017年は餌となる木の実が暖冬の影響で豊作だったため、繁殖が進み2018年生まれのクマの数が増えた。
クマの人里の出没の増加には、新型コロナウイルスの影響による街中の人の減少によるものという見方もある。
5月や6月は街が静かになり、その影響でクマが人里に下りてきたという報告があるが、今は人出が戻っている。それでもクマの目撃情報が多い理由には、やはり「2歳児問題」があるためとのこと。
重傷を負った人身被害は、毎年この時期に発生している。十分に注意するように。
4 まとめ
数日前、僕の実家の田んぼに「クマがいた」と近所の人から情報提供があった。
皆さんも外を歩くときは、鈴やラジオを持って行動するように。
そして、クマを目撃したら、刺激しないようにゆっくり後ろに下がるように。
クマに背中を向けたら終わりです・・・。