自然 鉄道

遠野旅 その3(最終回)

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昨日より最高気温が10℃近く低く体に負担が掛かっている気がする。でも花巻は北上盆地にあるから気温の変動は大きい。まだこっちはマシなほうかな?

今回は早池峯神社の先の様子、高清水展望台、SL銀河を紹介。

はじめは神社の先・・・。

くっきりと早池峰山がみえた。ここに至るまでに民家が点在していた。数ヶ所のごみ集積所を確認できたことを考えると普通に暮らしているんだと思う。この道をずっと行くと確か早池峰山の遠野側の登山口があるはず・・・。馬留?とか何とか・・・。舗装道路から砂利道になるところでUターンをした。写真を撮れば良かったが、前に車が走っていて砂利道を進んでいくのを見届けていたら取り忘れました(笑)あの車はどこまで行ったんだ?車で行く勇気が無くて引き返したが、警音器を鳴らせという道路標識があったはずだから一応行けるんだと思う。機会があれば登山口付近の写真、その先の道も訪れてみたい。

上下の写真はどの辺で撮ったか覚えていない(笑)というのも、だんだん心細くなってきて引き返したかったがちょうどいい場所がなくてどんどん奥に進んでしまったからである。牧場のように広い土地が広がっていた。ところどころ分岐する箇所があったが開拓道路・農道の看板があった。今まさに開拓が進んでいるのか?

右に石が積まれているがここに人が登って絵?を描いていた。確かにこの景色は開放感があって景色が良さそう。ただ、街中と季節が1ヶ月以上遅れていた。実家に3月中旬から下旬に咲く花がここでは5月上旬のGWに咲いていた。冬は長く寒さが厳しいんだろうと思った。昨日紹介した早池峯神社付近では半そでになっても大丈夫なくらいの気温だったがこの辺だと寒く感じる気温だった。

 

続いては高清水展望台。遠野盆地を一望することができ、この日も親子連れの家族やバイクで来た人など意外とにぎやかだった。ここは雲海の撮影スポットでも有名である。ただ、ここに至るまでの道がかなりつらい。急勾配なうえに道が狭い。待避所はあるがすれ違いは一苦労。日中でも嫌な道を夜に通るのは・・・と思うが勇気を出していつかは夜景・雲海を見たい。

2人の男性は全く知らない人です(笑)立っている位置まで行って良いのかちょっと分からないが・・・。自己責任というやつですかね。

それにしても天気が良くてこの日は本当に良かった。テレビで遠野が紹介されるときにほぼ確実にこの展望台からの景色が放送される。展望台には簡単な地図があってどこが何なのか大体わかる。僕はこの写真から国道283号線と遠野中学校は確実に分かる。他の建物はちょっと分かりにくい。

この展望台に至る道で土砂崩れが発生しているとの情報があるが通ることは可能らしい。念のため確認しておいたほうが良さそうだ。

 

帰りは綾織方面から下りたらSLの汽笛が聞こえた。花巻まで国道283号線と釜石線はほぼ並行して走っているから追いかけるぞと思ったらいつの間にか追い抜いていたことが分かった。そこで急遽、小山田駅でSL銀河を待つことにした。

ちょうどよく撮ることができたのはこの1枚だけ。GW期間ということもあってか停車駅での記念撮影に時間を掛けすぎたのか10分ほどの遅れが生じていた。土沢駅を出発したSL銀河は次の停車駅である新花巻駅まで爆走。撮影した小山田駅を高速で通過した。機関士が手を振っていたがそれも一瞬。本当にあっという間だった。

 

 

 

これで遠野旅は完結。遠野は自然が豊かなうえに昔からの文化が今でも数多く残っていておもしろい。他にもカッパ淵など観光スポットがある。

デンデラ野・・・。60歳を過ぎた老人を捨てていた場所。こんなことが実際に行われていたと思うと悲しいね・・・。デンデラ野の近くの橋には、子が自分の親を背負っている絵がある。これを見たときは言葉を失った。ハカダチ、ハカアガリ・・・。どういう意味かもう分かるよね。

街の中心部だけでなく、少し離れたところまで足を運んでみるのはどうだろうか。いろんな発見があるかもしれない。

 

 

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