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ゴールは160km先の実家!クロスバイクで帰省! その4(完)

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みなさん、こんばんは。

今回は「ゴールは160㎞先の実家!クロスバイクで帰省!」の完結編です。

前回は宮城県と岩手県の県境の峠、岩手県一関市までを紹介した。県境の峠で体力がかなり消耗しネガティブな気持ちになりながら進んだ。疲れが出てきたため、岩手県側はあまり写真を撮っていない。

正午の時報を岩手県一関市千厩町の中心部で聞いた。それと同時に雷鳴も・・・。前から走ってくる車がみんなライトを点けて走ってくる。嫌な予感がすると思いながら走っていると前方が白く霞んでいた。そして・・・

大粒の雨が降ってきた。全身ずぶ濡れ・・・。雨はさらに勢いを増し、気が付けば道路は川のような状態になっていた。このままの走行は危険と判断して雨宿り。

30分経っても状況は良くならない。雷も激しくなかなか進むことが出来ない。持っているもの全てが濡れてしまい、体を拭くタオルもない。体が冷えてくる・・・。

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雨宿りから1時間近くが経って、ようやく雨は小康状態。雨雲レーダーを見ると次の雨雲が近づいていた。また雨が強まる前に街に出ようと思い、また、雨宿りによる遅れを取り戻すために先を急いだ。

午後1時20分、岩手県一関市大東町に入った。岩手県に入ってから3時間が経ったがまだ一関。そのうち1時間は雨宿りだが・・・。少しでも遅れを取り戻したかったが、路面に水が流れていて速度を出せないため遅れる一方。

そして再び雨が強くなってきたため30分ほど雨宿り。

15時40分ころ、岩手県奥州市に入った。雨が降っている上に下り坂だったため市境の看板は撮らなかった。撮る気力も無かった・・・。

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午後4時。再び雷雨・・・。道路は川のようになり走行は危険と判断しバス停の待合室で雨宿り。雨雲レーダーを見ると活発な雨雲がしばらく続く予想になっていた。そして・・・

午後4時10分、断念することを決めた。理由は、大雨・洪水警報が発令されて天候の回復が見込まれない、路面状況が悪い上に日没を迎えると危険と判断したからである。また、全身が濡れているため輪行は現実的ではないと考えた。

空の様子。雨はさらに勢いを増し雷は頭上で鳴っている。

後で分かった事だが、レーダーの解析で1時間に80mmを超える猛烈な雨が降ったそうだ。今回、断念する決断をしたのは正しかったと思う。

これで、「ゴールは160㎞先の実家!クロスバイクで帰省!」は完結。残念ながら160㎞を走破することは出来なかったが、とても良い経験になった。自然を相手にする場合、どんなに対策をしても叶わないことを実感した。来年、再挑戦するかは決めていない。ただ、160㎞を走破したいという思いもある。

「ゴールは160㎞先の実家!クロスバイクで帰省!」はその1、その2、その3、その4(完)の4回に分けて紹介した。期間が開いてしまい申し訳ない。

走行距離 133.4㎞、平均速度 16.8㎞/h、最高速度 44.3㎞/h、走行時間 7時55分

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