今月に入ってから、梅雨前線が日本列島に停滞し続けていて、九州や東海などでは記録的な大雨となっている。
この雨は、少なくとも今月12日(日)まで続くとされ、引き続き、土砂崩れや河川の氾濫などに厳重に警戒が必要。
気象庁は今日、熊本・鹿児島・福岡・佐賀・長崎・岐阜・長野の7県に大雨特別警報を発表した、今月3日から続いている豪雨について、「令和2年7月豪雨」と命名した。
現在も継続しているため、今後発生する可能性がある豪雨災害についても同じ名称を使うこととしている。
気象庁では、顕著な災害をもたらした自然現象について名称を定めている。
名称を定める基準は、台風を除いた気象現象の場合、損壊家屋等が1000棟程度以上、または浸水家屋1万棟程度以上の家屋被害、相当の人的被害、特異な気象現象による被害などが発生した場合とされている。
被災地を含め、西~東日本では、再び雨が強まり、大雨は少なくとも日曜日までは雨が降り続くとされている。
短時間で状況が悪化する恐れがあるため、引き続き、土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒するように。
(画像:西日本新聞)