今回は、【検証】実家まで200km 自転車(クロスバイク)で帰省できるの?の後編である。
目次
1 11時20分 宮城県と岩手県の県境
出発してから6時間半ほどが経って岩手県に入った。
昼過ぎに一関か平泉で昼ご飯を計画していたため、良いペースで走っていた。
2 12時10分 岩手県一関市 JR花泉駅
36℃前後の猛烈な暑さに参ってしまい、コンビニを見つける度に店内に入って涼んでいた。
時間だけがどんどん過ぎていき、なかなか前に進むことが出来ない・・・。
そして、膝に違和感が出てきた。それなのに・・・。
3 13時30分 道を間違えて時間ロス
岩手県一関市にあるJR真滝駅に到着。
1時間半近く経っているのに、10km程度しか進んでいない。
なぜかと言うと、道を間違ってしまいUターンをしていたからである。
一関の中心部を目指していると思ったら、気仙沼方面に向かっていた(笑)。
心が折れそうになりながら、さっきまで気持ちよく走っていた下り坂をひたすら上った(笑)。暑さも加わって地獄。
この駅ではトイレの水道で頭から水をかぶって体を冷やした。
暑さと膝の痛みの2つがツラかった。
暑さに関しては、コンビニを見つけては入って涼んでいた。しかし、膝が痛くて自転車の乗り降りに一苦労。
膝が痛すぎて自転車からなかなか降りられなかったり、降りても膝が痛くて思うように歩けなかったり・・・。
4 15時 岩手県一関市 一関遊水地
膝が痛すぎて力が入らない。
店に入って昼ご飯を食べたかったが、予定よりかなり遅れている事を考慮してコンビニで済ませた。
この辺りで、雲行きが徐々に怪しくなってきた。
5 15時40分 世界遺産・平泉
世界遺産の平泉に到着。
土曜日だったが、16時前となると観光客はほとんどいなかった。
遠くで雷の音が聞こえてきた。
6 17時10分 目の前に落雷 1時間以上の雨宿り
「道の駅みずさわ」に到着。
雨雲レーダーを見ると、そろそろ活発な雨雲が来ることが分かった。
走行中に雨にあたるのは嫌だったから、しばらく道の駅で待機。
少しするとパラパラと雨が降ってきた。
雷も激しくなってきて、あっという間に土砂降り。そして、目の前に落雷。
1時間以上も足止めを食らってしまった・・・。
7 19時50分 コンビニ前にいたネコ
18時を過ぎて雨が小康状態になったため、レインウェアを着て先を急いだ。
18時過ぎの時点で、実家まで40km以上残っていた(笑)。
外は暗くなりライトを点灯して走行。
水しぶきで身体はあっという間にびしょ濡れ・・・。
膝は尋常じゃないくらい痛くなって、ひと漕ぎするたびに激痛が走った。あの激痛は何だったんだ?
あまりの痛さでコンビニに寄ったらネコがいた。
8 21時20分 実家に到着
21時20分、予定より大幅に遅れて実家に到着した。
膝が痛すぎて自転車から降りられない、玄関の段差を上がれない、膝を曲げられなくて座れない・・・。到着してからも地獄だった(笑)。
9 走行記録
走行距離:192.8km
平均速度:18.7km/時 最高速度:58.7km/時
獲得標高:1,422m
走行時間:10時間17分 所要時間:16時間29分
10 まとめ
もうやりたくない(笑)。
これ以降、サイクリングをするたびに膝が痛くなるようになってしまった。
ただ、200km近くをクロスバイクで走り切ったことは、いい思い出となった。
という事で・・・
検証結果「クロスバイクで200km走れるが、身体はボロボロになる」